2016年11月29日

バリアフリーリフォームの減税について~控除の予備知識編~

年を取って体が不自由になったために、バリアフリーリフォームを施される方も多いと思います。

手すりを付けたり、床の段差をなくしたり、浴室を改善したりと、安全な住まいを造るためには大がかりなリフォームが必要です。
しかし改善する部分が多ければ多いほど、それにかかる費用も増していきます。

実はリフォームを行う場合、特定の条件を満たしていれば『税の優遇措置』を受けることができるのをご存知でしたか。

税の優遇措置には所得税の控除や固定資産税の減税などがあります。

ここで質問です。
あなたは所得税金や固定資産税の仕組みをしっかり把握していますか。

フリーランスの方なら確定申告を毎年出しているため税の仕組みについて詳しいことと思いますが、サラリーマンの方は所得税や住民税などの税金は、会社が代わりに毎月のお給料から天引きして納めているため、あまり知らないといった方も少なくはないと思います。


そこで今回は所得税や固定資産税についてお話していきます。

所得税とは、個人の所得に対してかかる税金のことで、1年間の全ての所得から所得控除を差し引いた残りの金額に税率を掛け算して出てきたものです。

簡単な計算式は以下のようになります。

(所得税)={(一年間の全ての所得)-(所得控除)}×(所得税率)

要するに、この所得控除の金額が大きくなればなるほど、所得税は安くなるのです。

バリアフリーリフォームを行う際に受けられる控除は、この所得控除の一部になります。

ですからバリアフリーリフォーム控除の申請を出せば、その分所得控除の金額が増し、所得税が安くなるのです。

次に固定資産税について説明していきます。

固定資産税とは、土地や家屋といった固定資産を所有している人に市町村が課する税金です。

土地や家屋の評価額に税率をかけたものが固定資産税となります。

バリアフリーリフォームで受ける固定資産税の減税では、この家屋にかかる税金を減額できます。

今回の記事で所得金や固定資産税のことについて少し理解していただけたと思います。
次回からは税の優遇措置の内容について詳しく見ていきます。



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